【謎の場所】狸小路5丁目の空き地の様子を撮ってみた【写真】

snap

2024年5月、8月撮影。

北海道札幌市、狸小路5丁目の空き地付近を歩いていたときの記録です。

よく使っているカメラ「SONY α7IV」を持ちながら、たまたまその辺を歩いていた時に気が向くままシャッターを切ったものになります。

そのときの記録をここに残します。

狸小路5丁目の空き地オープン前の風景【2024年】

冬季閉鎖されている狸小路5丁目の空き地

2024年5月1日撮影。

【あらかじめお詫び】カメラ設定を失念し、画像にフリッカーの影響が出ています。すみません。

この日は美容室の帰り道だったと記憶しています。

オープン前の「空き地」の様子

仮設ゲートで封鎖されている狸小路5丁目の空き地

この日の空き地は、足場で囲われ、仮設ゲートで封鎖されていました。

ただし、よくよく見ると、敷地内ではオープンに向けた準備が行われていることがわかりました。

空き地のオープンについて

この「空き地」ですが、撮影した日は写真のように閉鎖されていて、2024年は、「2024年5月11日に夏季オープン」とのこと。

撮影日が5月1日だったので、もう少々でオープンでした…。残念。

封鎖・閉鎖されている空き地の状況を記録に残しておくのもいいかと思い、こうして写真を掲載しておきます。

空き地の看板

【オープン】狸小路5丁目の空き地を歩いてみた【2024年】

2024年7月7日撮影。天気は曇り。

この日も美容室の帰り道だったと記憶しています。

美容室が札幌の中心部にあるため、色々と歩き回って帰っています。

そういえば空き地ってどうなったかな…?

と気になり、足を運んでみました。

憩いの場、空き地

オープンした空き地の入口

この日はちゃんとゲートが開かれて、空き地の中に入れるようになっていました。

「空き地」という看板がシンプルながらインパクトあると思いました。

早速、中に入ってみることに。

空き地の様子

狸小路5丁目の空き地の風景

広角レンズで空き地全景を撮りました。

建物間に、座ったり寝っ転がったりできる緑の芝生コーナー(椅子付き)があります。

また、ドラム缶のような円筒形のテーブルもあります。

さらに、

  • 軽食を提供するコンテナ内のお店
  • 屋台(油そば屋?)

なども出店されていました。

狸小路5丁目の空き地にあるコンテナのお店

この日は出店での購入は検討していなかったため、お店には近づいていません…(何も買わず写真ばかり撮っているのも失礼なので)

それにしても、札幌の中心部でビルに囲まれた空き地があるなんて面白いですね。ちょっとした、秘密の隠れ家のようなワクワク感もありました。

ビル群に囲まれている空き地

こんな感じで、南1条側にもビル・建物がこの空き地を囲っています。

都心部のオアシスとして

空き地に置かれた植物(狸小路側)

先ほどの芝生の休憩所だけではなく、このように植物が配置され、視覚的にも非常に気持ちの良い景観となっています。

木と観覧車(ノルベサ)のコラボ風景も良きです。

ノルベサの観覧車が見える空き地

空き地は、まさに、都会のオアシス。

空き地に置かれた植物(南1条側)

この日は曇りでしたが、晴れ空だったら凄く気持ち良いのだろうな…!と思いながら、この日の散策は終わり。

空き地の営業時間(?)について

空き地の出入口にある看板には下記のように書かれていましたので、参考として記載しておきます。

  • Weekday(平日)…15:00〜24:00
  • Sat. Sun (土日)…13:00〜24:00

狸小路5丁目の空き地について

狸小路5丁目の空き地の入口

そもそもこの「狸小路5丁目の空き地ってなんなんだ?」って疑問が拭えなかったため、調べてみました。

【取り壊しと】狸小路5丁目の空き地ができた経緯【再開発】

この「空き地」の土地には、元々は「狸小路五丁目センタービル」という大きなビルが建っていましたが、老朽化に伴い2022年に取り壊されました。

競馬でおなじみのJRAが、「ウインズ札幌B館」として賃借してきましたが、移転のため空きフロアになっていたとのこと。その後、建物は解体されました。

そしてこの空き地ができることになるのですが、その経緯はWeb記事を引用しますと、

「至る所で再開発が行われていて、大体仮囲いでずっと閉ざされているか、駐車場になっていることが多い。この街のため、商店街のためにはならないという思いもあって」(「空き地」オーナー 増永隆道さん)

「街と対話をしながら、街づくりをするとか、ビルを造るっていうことを自分の中ではコンセプトとして掲げている。いずれビルを建てることになると思うが、新しいビルができた時「テナントで入りたい」と言ってくれたらうれしい。地主としての街に対する責任みたいなものは、生まれ育った街なので感じている」(増永さん)

» 引用元:【密着】狸小路に「空き地」出現 再開発進む札幌 あえてビル建てず“異質な空間”集まって何をする?【北海道発】(FNNプライムオンライン)

上記の通り。

空いた土地をビジネス始動のためのビルをすぐ建てるのではなく、このような考えで運用されているその心意気に脱帽いたしました。

しかしながら、やがて新しいビルが建てられたら、この景色も無くなってしまうと思うと、少し寂しいような気もします。

そして、ここに住む人たちが、何よりも自分自身が街の変化に昔の姿を忘れないように、写真を撮り溜めることは少し意味があるのではないか?という気持ちが湧いてきました。

こういった写真が、いつか何かの役に立ったり懐かしいなと思ってもらえるとしたら、数年・数十年後かもしれませんね。

そんな思いを込めて、またカメラと一緒にこの空き地、そして狸小路を歩きたいと思います。

今回の撮影場所【札幌市 狸小路5丁目空き地】

最後に、今回の場所と撮影機材をメモとして残します。

撮影場所

狸小路5丁目の空き地

撮影機材

Body:SONY α7IV(ILCE-7M4)

Lens:SONY FE 12-24 F2.8 GM(SEL1224GM)

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